東京都 神田(その7) <アナンダ工房>




GXR + A16

外壁に銅板を葺いたレトロな建物。
〈看板建築〉と呼ばれる建物になるのでしょうか。
 緑色は古い銅板。
茶色の部分は、新しい銅板が落ち着いてきたところでしょうか?
銅板の質感とすてきなデザインが何とも言えない雰囲気を出しています。
東京駅のドーム外壁の改修でも銅板が使われており、
いい雰囲気を出しています。

看板の名前をインターネットで検索してみたところ、
「アナンダ工房」
という店舗であることがわかりました。
インドの自然素材の婦人服を販売するお店のようです。

甘味処「竹むら」の並びでたまたま見つけました。
神田須田町は、レトロな建築の穴場ですね。

2015.4.30.訪問
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東京都 神田(その6) <いせ源>





GXR + A16

東京都 歴史的建造物の指定を受けている 
あんこう料理「いせ源本館」。

木造入母屋造り。
2階の欄干に施された、菱形模様の彫りが印象的。
木製の看板は建築当時から使用しているものだそうです。
(平成8年補修)

お向かいさんが 甘味処の「竹むら」。
この界隈だけ、高い建物が建っていないのが不思議です。

2015.4.30.訪問

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東京都 神田(その5) <山本歯科医院>


GXR + A16

山本歯科医院
 医院のHPによると、
明治30年創業の歯科医院。
平成15年に千代田区景観まちづくり重要物件に指定。
平成17年に登録有形文化財に指定。
とありますが、
千代田区の指定リストにはありません。
重要文化財に指定されたため、  
千代田区景観まちづくり重要物件の指定は解除されたものと思われます。

外観も魅力的な外観ですが、医院のHPを見ると内装も非常に魅力的です。
腰が板壁で壁は漆喰塗り(?)で白を基調としたシンプルな内装。
ちょっと驚きなのが面積。
国のHPによると建築面積が48㎡とのこと。
間口が6mだとしたら、奥行きは8m。 
この大きさに、医院と住宅を納めているのは、昨今で言うところの
「狭小建物」です。

外壁の菱形の模様は医院のロゴマークに、
最上部の茶色のボーダーは、HPのデザインにも使われているようです。

甘味処「竹むら」を見に来て、たまたま見つけました。

登録有形文化財(建造物)
<文化庁のHPより>
昭和4年。木造3階建、亜鉛メッキ鋼板葺、建築面積48㎡
靖国裏通り沿いに北面して建つ,木造3階建,切妻造,金属板葺の診療所兼住宅。
入口付近等に改造が認められるが,全体に創建時の様子を良く残す。
関東大震災復興期における看板建築の遺構で,
軒蛇腹,看板,菱形装飾などによる正面の外観意匠に特徴がある。


2015.4.30.訪問
 
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東京都 神田(その4) <竹むら>




GXR + A16

東京都 歴史的建造物の指定を受けている
甘味処の「竹むら」。
ぜんざいやあげ饅頭が有名なお店。
次から次と人が訪れていました。

木造入母屋造り。
2階の欄干に竹と梅模様が彫られているはずなのですが、
手ブレしてしまい写真に残せませんでした。
3枚目の写真は、軒下に下げられている木製の提灯
外観は屋根と庇で4層に見えるとのこと。
店舗内部も昔のままの造りでした。

「神田まつや」の北東側のブロック。
向かい側にはあんこう料理の「いせ源」。
北側のブロックには焼失してしまったあの「薮蕎麦」が
新しい平屋建ての建物で営業を再開していました。


2015.4.30.訪問


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