東京都 神田(その2) <松本家住宅>

8/12 神田の蕎麦や「神田 まつや」に行く途中、
偶然に見つけた建物です。


JR神田駅から北へ、淡路町方面への通りに突然現れた重厚な木造住宅です。
写真ではうまく伝えられていないのですが、堂々とした建物です。
調べてみると「国指定 登録有形文化財」の『松本家住宅』とのこと。

旧神田青果市場の一角に、昭和6年(1931)に建てられた震災復興町家。木造三階建、切妻造、平入、瓦葺、建築面積137平方メート ル。正面は、出桁造の構えをとり、北妻面は窓の少ない防火に配慮した造りである。東京の下町における震災復興期の和風町家として貴重である。
とありました。 (千代田区のHPより)



呼び樋の飾り物が現代では見ることのできない手の込んだ造りです。
こういう飾り物を造れる板金職人さんも、もういないのかもしれません。

住宅メーカーに住宅を建てさせ、
安物の仕上げに傷がついていないかを血眼になって探し出す現在、
こういう仕事を依頼する施主は存在し得ないですね。


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