東京都 谷中(その2)


夕焼けだんだんから南西に伸びる路地にある
錻力屋さん

ガラス戸に書かれた白い文字は
『錻力店 吉川』
ブリキ店です。
板金屋さんですね。
他のHPによると、
建物の前に鎮座する灯籠もブリキ製のようです。

錻力屋さんの雨樋の右側の飾り金物。
どういう物なのかは、不明です。

同じく、左側の雨樋と呼樋。
破風板まで、板金で包んであります。
雨樋の向こう側に見えているのは、雨戸の戸袋。 
鏡板の造りが眼を引きます。
出桁の鼻先にも板金が施されています。

錻力屋さんと同じ通りにある建物。
看板には「香隣舎」とあります。
インターネットで調べてみると、ギャラリー等のスペースとして
貸し出されているようです。
こちらの出桁の鼻先の保護は一般的な白い胡粉塗り?です。

香隣舎の正面の路地を入るとすぐに現れる、
築地塀。
ここにあるのは、残念ながら築地塀のみ。

築地塀を過ぎて右手方向へしばらく行くと、
岡倉天心記念公園へ。
天心ゆかりの六角堂がひっそりと建つ小さな公園です。
六角堂の中には天心の座像が安置されていました。
この公園は、天心が横山大観とともに設立した、
日本美術院の跡地だそうです。

谷中の喫茶店「カヤバ珈琲」
写真には写っていませんが、
食事を待つ人がたくさん列を作っていました。
詳しくはこちらを

佃島には、記録的な古い建物は数件しかありませんでしたが、
谷中は広い地区ということもあり、
たくさんの古い建物が残っていました。
古い街並が形成されるほどに残っていると良かったのですが。

街を散策する外国人をたくさん見かけました。
まだまだ見残した場所がたくさんあります。
141102 根津〜谷中〜上野を訪問。

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